去る5月22日(木)奈良県産業会館5F特別会議室にて当組合の通常総会を開催しました。
開会にあたり、吉村理事長より「経済は、一時停滞感を強めたものの、回復基調を維持し、株価は史上最高値を更新、地価はバブル期以来の伸びを記録するなどインフレ経済への回帰が見られた。
しかし、エネルギーや原材料の高騰に加え、賃上げ、労働力不足、更にはトランプ政権の関税引き上げ問題などにより、中小企業の経営は厳しく、不透明である。
こうした情勢においては、組合員相互の情報を密にして対応策を模索していきたい。
また、私事であるが、この度、春の叙勲の栄に浴したのは、組合員並びに関係各位のご指導、ご鞭撻によるものと深謝する。」と挨拶があった。
続いて、来賓紹介があり、来賓を代表して中畔県中小企業団体中央会事務局長、泰本(株)商工中金奈良支店次長より、理事長の受賞に対するお祝いの言葉及びそれぞれの業務をつうじての景気状況についての祝辞が述べられた。
その後、吉村理事長が議長に選任され、議案審議に入る。
第1号議案 令和6年度事業報告、収支決算及び剰余金処分(案)の承認
第2号議案 令和7年度事業計画(案)、収支予算(案)の承認
上記の議案については全員意義なく承認された。
第3号議案 任期満了による役員改選については、出席者全員の賛同により、選考委員による指名推薦の方法により選考された。
以上ですべての議案審議が終了し、10分休憩後、静岡県裾野市のITS協同組合(外国人技能実習生受入管理団体)のチュオン・ヴァン・クアン所長(ベトナム人・在留11年)より「外国人雇用の制度説明と質疑応答」のテーマ で講習を行った。
少子化による人口減少により、当業界においても、ますます労働力不足を招いており、外国人雇用は回避できない課題であり、参加者は、熱心にいろんな質問をされていた。



